子育てマネコの節約ノート

イラストレーターマネコの子育てと節約ブログ

【0才児ママ離乳食戦記】助けて!息子がまったくご飯を食べない!~あの手この手、本日も玉砕~

離乳食については「すごく汚すから大変」という認識はあったのですが、それより我が子がご飯を食べる姿を見れることのほうが楽しみで、始める前はすごくワクワクしていました。


新しい食材を与える度にどんな反応を示してくれるんだろう!?と、一生懸命にカメラを回し、泣かれても「あらあらトマトは嫌いなのね」と微笑むことができるくらいの心の余裕がありました。

…そう、始めたときはね。

このときはまだ離乳食の地獄を知りませんでした。

 

突然訪れた離乳食完全拒否


離乳食初期、ゴックン期のスプーンひとさじずつ、素材の味だけで勝負している頃はまだよかったのです。食材をレンジでチンしてブレンダーでペーストにするだけでよかったので調理に手間もかかりません。


しかし、味付けも必要になり、いちいち手で細かなみじん切りに仕上げなくてはならないモグモグ期以降は格段に調理に手間がかかります。

加えてその時期は後追いの時期でもあり、キッチンに立っただけでギャン泣き。泣かれる度に作業が中断し、まったく作業が進まないので、作ることに膨大な労力を費やすことになります。

やっと完成したと思ったら・・・・

 

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これですよ!!!!!!

ギャン泣きで離乳食拒否!!!!!!

 

ギャン泣き息子攻略法

 

グズってなかなか離乳食を食べない息子にちょっとでも食べてもらおうと日々試行錯誤しました。いや・・しています。現在進行形です。

とにかくあやす

ガラガラを振ったり変顔をして気を引いたり、いないないばあをしてみたり。
たまにお気に召すものがあれば一瞬泣き止みますが、スプーンが見えた瞬間再び泣き始めます。

食べるマネをして見せる。
最初のひとくちふたくちは効きますがすぐに効力を失います。ギャン泣きレベルになると効果はありません。というか、見えてません。
 ベビーフードに変えてみる

不味いのか?形が大きすぎるのか?とベビーフードに変えるも効果なし。食べません。

テレビを見せる
テレビを見せると、なんと食べます!!
途中で食べなくなりますが、それでも随分マシです。
しかし、ご飯には一切注意を向けていません。口元にスプーンが来るから反射的に口をあけ、自動でモグモグしてる感じです。意識は完全にテレビに向かっています。
 
・・なのでこれは最終手段。
 
 
ベビーフードもダメ、でもテレビを見ながらなら食べれるということは、問題は味ではなかったということ?じゃあ一体なんなの!?
 
空腹すぎる
満腹時は当然ご飯は食べません。しかし息子の場合、お腹が空きすぎても離乳食を受け付けません。
 
よく離乳食を食べないなんていうと、「腹ペコになったら嫌でも食べるでしょ」と言われますが、空腹時はミルクじゃないと絶対ダメ。ミルクを与えられるまでこの世の終わりのように泣き続けます。
眠い

一回寝かすしかありません(笑)

 
授乳後1~2時間ほど空け、眠そうだったらお昼寝をさせ、目覚めたあとがベストタイミング!ということがわかりました。
 
タイミングが合ったときは、そこそこ食べてくれていたのですが、生後10か月に突入したあたりから離乳食を完全拒否。ひとくちも食べない。食べても3口程度。そんなことが頻繁に起こり始めました。
 
歯がかゆくてイライラしている!?
スプーンを奪い、ずっとカミカミカミカミ・・・スプーンを奪うとギャン泣き!!!!!
 
自分で持ちたいのかな?と思い、スプーンを持たせたまま別のスプーンで与えようとするとそれも奪いにきます。そして手に入らないとギャン泣き。
 
食べ物より食器に興味があるらしく、器を持たせればひっくり返して器をカミカミカミカミ・・・
 
スプーンやお椀を使わないメニューで行くしかありません。お焼きです!お焼きは好評でした!
 
自分で掴んでお口に持っていくのも楽しかったのかもしれません。
しかしそれも長くは続きません。ほんのちょっと食べたら椅子から降りようと身をよじり始め、グズグズ。
 
イスが合っていないのか!?
うちの子は足が太すぎてバンボに入らなかったため、食事は「キャンピングホルダー」という、テーブルにくっつけて使うタイプのイスを使用しています。
 
これ、大人が使うテーブルにくっつけているので足は届きません。宙に浮いた状態なのでとっても不安定。赤ちゃんが足をパタパタすると前後にユッサユッサと揺れます。
 

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何かの本で、「足が地面についていないと力が入らないから赤ちゃんが不安になる。椅子は地面に足がつくものを」というような記述を見かけました。
 
なるほどなー。私も足が短くて地面に足がつかないことあるけど確かに落ち着かないもんなー。と、足が浮かないように、足元に台を入れてやりました。すると・・・
 

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た、た、た、立ってるーーーーーーー!!!!!
 
 
肩幅がせまいため暴れると肩ベルトがずり落ち、危険です。完全に逆効果でした。
諦めて膝の上にのせましたがすぐに脱走。落ち着きのないやつめ・・
 
立ったまま食べさせる
椅子に拘束されているのが嫌なのかも?そう思い、立ったまま食べさせてみることに。
ただ汚れた手であちこち触られるとあとが大変なので、一応ベビーサークルの中に一緒に入って食べさせてみました。
 
結果:食べない。
 
一生懸命作ったお焼きを粉砕するだけ粉砕してベビーサークルにガジガジかじりつき始めました。立つか座るかはあまり関係がないのかな。
 
こんなことを毎日繰り返しているうちに、当初の「ご飯を食べてる可愛い姿が見られる」なんて浮かれた気持ちはどこかへ吹き飛んでいました・・・。
 
 

この苦労を誰かに分かってほしい

ぐちゃぐちゃで散らかった部屋
目につくホコリ
シンクに溜まった調理器具
洗濯機の中で干されるのを待っている洗濯物・・
 
こういう小さな「やりかけでそのままにしているもの」「やらなければならないのに取り掛かれないもの」が少しずつ精神力を削っていき・・・
ギャン泣きをきっかけに爆発。
なんで食べてくれないの!?
 
本当は抱きしめて、歌って、笑って、楽しく食べさせてあげなければいけないのに心が追い付かない状況でした。イライラが最高潮に達したときにはひとり寝室で枕に向かって大声で叫んだことも。
 
「お母さんが笑顔でいないと!」
「テレビなんかみせたら癖になる。いや、もう癖になってるから食べないのでは?」
 
周囲のそんな言葉に苛立ちは加速します。努力が足りないと責められているような気がして。
 
せっかく作ったのに。頑張ってるのに。もう疲れた。誰かにこの苦労をわかってほしい。
 
子供の気持ちより、自分のことで一杯になっている自分の気持ちに気づき、そんな情けない自分にまた自己嫌悪。そんな毎日でした。
 

#食べない子をお持ちの皆様うちの子のメニューを聞いて気を楽にして下さい

 
ある日リツイートでこんなハッシュタグを見つけました。
 #食べない子をお持ちの皆様うちの子のメニューを聞いて気を楽にして下さい
 
なんだこれは、まさしくうちのことじゃないか。そう思ってクリックしてみると、
 
うちの子の今日のごはん。
朝:キュウリ
昼:キュウリ
晩:キュウリ
 
朝:豆腐
昼:なし
晩:赤ちゃんせんべい
 
朝:バナナのみ
昼:食べない 
夜:食べない
 
などなど、すごい量のツイートが!!!
 
こんなにも沢山のお母さんが同じことで悩んでいる。私だけじゃないんだ。こんなにイライラして頑張らなくてもきっと大丈夫なんだ。それでもみんな生きてるんだ。
 
沢山のお母さんたちに「大丈夫大丈夫、ホント大変よねー。うちもうちも。一緒に頑張ろうね」
そんなふうに励まされた気がしました。
 
離乳食のレシピ本や育児書には立派なメニューばかり。
 
こんなに食べないけど大丈夫なの?うちの子はちゃんと大きくなるの?病気にならない?ほかの子は食べれるのになんで食べれないの?
どうすればいいの?無理にでも食べさせなきゃ・・!!!
 
そんな気持ちで常にイライラしていました。でも教科書通りになんて中々行かないのが現実なんですよね。ひとりでいるとそんな当たり前のことに気が付けずに、自分をどんどん追い込んでしまっていました。
 
最近では、食べなくても「手は尽くした。仕方がない。息子も私もよく頑張った、ごちそうさま」少しずつそんな風に思えるようになりました。
 
一方で、2歳ママ、3歳ママたちの偏食ツイートを眺めていると、「まだまだこの戦いは長そうだな・・」と感じます・・(苦笑)むしろミルクを卒業してからが本当の戦いかも知れない・・。
 
長い戦いになりそうなので、時には愚痴を零しつつ、あまり力を入れずに頑張りたいと思います。
 
子供が食べなくて困ってるママさんは是非、「  #食べない子をお持ちの皆様うちの子のメニューを聞いて気を楽にして下さい」を検索してみてください!きっと元気が出るはずです。