子育てマネコの節約ノート

イラストレーターマネコの子育てと節約ブログ

離乳食の呪いにかかっていた私!離乳食から幼児食への移行ってどうやるの?

うちの子は体は大きいのに離乳食はなかなか食べず、こちらの気が狂いそうなくらいイライラさせられました。毎食毎食ギャン泣きでご飯を食べさせるのが憂鬱で仕方がなかったです。

 

当時の詳しい状況はこちら

www.xn--tck8b7b.com

 

さて、そんな息子が1歳を迎え、離乳食から幼児食へとステップアップしました。

 

現在どのような状況かというと・・・

 

 

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食べているんです!!!モリモリと!!!!!

 

 

離乳食の教本を無視してみた

 

実は11か月くらいから急に食が進みました。実はこれにはキッカケがあったのです。

初めての子供ということもあり、離乳食の本を見ながら、モグモグ期はこのくらいのサイズで、こんな味付けで・・・と離乳食の本通りに調理していました。

(ただし私は几帳面なタイプではないので、メニューや栄養素については結構大雑把に管理)

 

お腹がペコペコだとミルクしか受け付けない息子。お腹がすいていないと全く食べませんし、食事に興味がないようで、テレビを見せながら騙し騙しでないと食べません。

頼れるのは離乳食の本だけでした。美味しくないのかな?私のご飯の何がいけないんだろう?教科書通りに離乳食を作り続けました。

 

しかしある転機が訪れます。それは友人と話していた時のこと。

 

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私の持っている離乳食の本にも「五分粥または軟飯」と書いてあったため、いつも軟飯を食べさせていました。軟飯も食べられないのに、普通のご飯なんて無理無理!と思っていたのですが、友人の言葉を聞いて、私も挑戦してみることに!

 

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めっちゃたべてくれました(感動)

 

ご飯の時間はギャン泣きだった息子が・・・食べてる・・・

もうそれだけで涙が出そうなくらいうれしかったです。日々のストレスから解放された瞬間でした。

 

子供のほうが知らないうちに成長していること、あるんですね。育児は教科書通りにいかないとよく言いますが、まさにその通りだなと思いました。

 

 

離乳食の呪い

 

さて、1歳を迎え、離乳食から幼児食へと移行する時期になりました。しかしここで自分でも気づいていない大きな問題が・・・。

私は離乳食の呪いがかかったままだったのです!!!

 

離乳食の呪い(勝手に命名)とは・・・

 

化学調味料は使用禁止

・加工食品も使用禁止

・作り置きはせず常に新鮮なものを

 

という、多くの人が離乳食初期に教わる、「赤ちゃんのごはんの決まり事」です。これを律儀に守り続けていた私。

調味料は極々少量の 醤油塩、お砂糖、お味噌。出汁はカツオと昆布できちんと取り、洋風の味付けはすべてベビーフードの調味料を使用。

 

離乳食の時に教本通りにいかず、後半は開きもしなくなったため、幼児食の本は購入していませんでした。その代わりネットでレシピを検索検索・・・。1歳の食事はまだまだ薄味、無添加派が多数。そうだよな・・まだ無理だよな・・・と離乳食のルールを引きずったまま幼児食へと突入。

 

するとどうでしょう、再び息子がご飯を食べなくなりました。

 

第1の呪い~調味料の呪い~

 

私はこの呪いのせいで息子がご飯を食べなくなってしまったのだと気が付きませんでした。また食べなくなった・・もうミルクにも頼れないのに。

 

しかしこの呪いを解くキッカケがありました。

 

ある日のことです。外出先で「お子様ランチ」を食べさせてみました。まだ1歳になりたてだった息子には味が濃く、危ないかな・・と思ったのですが、他に食べさせられるものといったら赤ちゃんせんべいくらいしか持っていなかったため、「1日くらい、ま、いっか!」と食べさせてみることに。

 

すると、食べる!!!無心で食べる!!!!あっという間に完食!!!!!

 

この時気が付いたのです。

 

 

あ、私のご飯は味が薄いんだ・・そして飽きたんだ、と・・・。

 

 

ネットの意見に振り回されてあれこれ考えるより、本を1冊買おう、そして子供に合わせて臨機応変に対応しよう!と思い、ついに幼児食の本を買いました!!!

 

 

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本には多数のレシピが乗っていましたがそれを見てビックリ( ゚Д゚)

 

なんと1歳~1歳半のレシピにはベーコンなどの加工肉、顆粒スープの素やオイスターソース、酒、みりん(もちろんこれらは加熱しますが)ジャム、オレンジジュースなど、まだまだ早いと思っていた食材が使用されていたのです。

 

え、えー!ヨーグルトにジャム乗せていいの~!?オレンジジュースもう飲ませちゃっていいの~!?コンソメ使えるの~!?(めっちゃ助かるー!!)

 

誤解なきよう一応注意しておきますと、この本では薄味を推奨しており、使用できる調味料は多岐に渡りますが化学調味料を積極的に勧める記述はありません。とはいえ、少量であれば使用しても問題ない様子。

 

薄味といえど、これだけ調味料が使えるようになれば 取り分け料理はぐっと楽になります!!

 

第2の呪い~作り置きの呪い~

 

レシピ集の中に「作り置きメニュー」というのがありました。

 

え、作り置きって食べさせていいの!?いつからそうなったの!?

 

離乳食の呪いにかかっていた私は、作り置きは絶対NGだと思っていました。食べる直前に調理するか、冷凍したものをホカホカに加熱して与えるしかないと思っていました。

 

そのため冷凍できるメニューやチンした食材にベビーフードの調味料で和えるだけなどの簡単な料理ばかりになっていたのです。

 

作り置きがOKだとわかってからは、前日の晩御飯からとりわけ→翌朝の息子ご飯へ

副菜は作り置きできるメニューを取り分け→ストック

 

という方法で毎日を乗り切っています。毎日三日分程余分に作り、ストックしていきます。食べきれないなと思ったら私が食べるかお焼きにして冷凍。

 

薄味にしてあるので保存期間が短くなるかもしれないのですが、その辺は食べさせる前に私の舌で確認します。(実践される場合は自己責任でお願いします)

 

参考にしているのはこちらのサイト、作り置きレシピと簡単時短料理レシピのサイトで、とっても便利です。(大人用のレシピサイトですのでご注意ください)

cookien.com

 

sugumeshi.com

 

私はこちらを調味料1/3~1/4程度にして調理→とりわけ→調味料追加して大人用にしています。レンジのみで調理できるものや、最後にご飯を混ぜるタイプのレシピもあり、味の調整がしやすいです。

 

 

現在の悩み

 

さて、ご飯を食べてくれるようになった息子ですが、「何でも食べる」というわけではありません。 スプーン拒否は相変わらず続いています。

 

ただ、以前はご飯よりもスプーンに興味があり、スプーンを奪い取って齧る、という状況でしたが、現在はスプーンで口元まで運ぶと払いのけ、手づかみで食べようとします。スプーンより、食べ物の方に興味が集中しているのです。これだけでもすごい変化ですね。

 

汁物も同じくで、中身に対する興味がすごくてひっくり返してしまいます。

口元に持っていっても払いのけてスープを手づかみしようとするので、汁物を提供できない状況。

 

これまでも突然の進化があったので、今はその時ではないと思い、しばらくは汁物は与えずに様子を見ようかと思っています。しばらく時間をおくと突然飲んでくれる・・・かも?

 

まだ好き嫌いはあまりありません。(トマトは苦手みたいだけど)

好き嫌いが表れるのはもう少し先のようなので内心ドキドキしながらモリモリ食べる息子を眺めています。

 

友人の息子さんは(3歳)はパンと麺しかたべず、ご飯とおかずには一切手を付けないと言っていました。親戚の子は白米は食べるけどおかずは食べない様子。

 

ご飯で悩む時期はまだまだ続くんだろうなぁ・・・。

 

今回のことでわかったこ

やはり、子育てに関する情報のアップデートは必要。

 

前回の記事にも書いたように、病気に関する情報はもちろん、食事や生活習慣についての情報も新しいものを取り入れていく必要があるなと思いました。

 

育児書を読み始めると気にするから出来るだけ読まないようにしよう。なんて思っていましたが、読まなくても結局心配になってネットで検索してしまいます。

 

不確かな情報に翻弄されるより、1冊の専門書に頼った方が自信が持てます。そして肝心なのは、育児書にも振り回されないように我が子としっかり向き合うこと、なのかなと思いました。

 

育児書通りには育たない・・・けど育児書の情報も必要。本当に育児って難しいですね。